ダリアの季節は何月？植え付け時期や育て方についても！

豊かに重なる花弁と鮮やかな色彩が魅力のダリアは、園芸ファンにとって非常に人気のある花で、品種の多様性も何万というほど豊富です。

この記事では、ダリアの花が咲く月やその期間、そして球根や種の植え付け時期について詳しく紹介しています。

さらに、ダリア園のおすすめ情報もありますので、ぜひ最後までお読みください。

ダリアの開花時期とベストシーズン

ダリアの花がいつ咲くのか、見てみましょう！

ダリアの開花月は？

ダリアは主に7月から10月にかけて花を咲かせます。

開花期間が長いのが特徴ですが、ダリアは高温にやや弱いことが知られています。

そのため、比較的涼しい7月初旬や10月末が見頃とされています。

日本各地のダリア園では、特に10月が花盛りの時期とされています。

地域や品種によって違いはあるの？

上述した通り、暑さに敏感なダリアは、暖かい地域では開花時期が早くなることがあり、6月から楽しめることも。

このため、寒冷地よりも早くダリアの美しさを堪能することができます。

また、品種によっては開花時期にバリエーションがあり、通常の期間とは異なるタイミングで花を楽しむこともできます。

多彩な「帝王ダリア」品種とその栽培方法

「帝王ダリア」と呼ばれるダリアの品種群は、一重咲きから豪華な八重咲きまで、さまざまな形の花を咲かせます。

特に八重咲きは、一重咲きよりも開花が少し遅れる特徴があります。

開花時期は大抵、11月の晩秋から12月にかけての霜が降り始める時期になります。

この品種群のおかげで、季節や地域に合わせてダリアを楽しむことが可能です。

球根の植え付け時期について

ダリアの栽培は球根からが一般的です。

冬越しすることで、翌年も再び花を楽しむことができます。

温暖地域では、3月から5月が球根の植え付けに適しています。

寒冷地域でも、日中の気温が20度を超える場合は植え付けが可能ですが、遅霜が終わる時期を選びましょう。

植え付けは、晴れた午前中が最適です。

種から育てる時期

種からダリアを育てる場合、栽培の楽しみがさらに広がります。

最初は、卵パックに種を蒔くなど手軽に始めることができます。

発芽後は、球根と同様に鉢に植え替えましょう。

ダリアの種は20～25度の温度が発芽に適しています。

種蒔きに適した時期は3月から5月ですが、5月に入っても気温が安定しない場合は室内での栽培がお勧めです。

ダリアが咲かない理由とその解決策

ダリアの花がなかなか咲かないという悩みはありませんか？

その原因として考えられる点と、それに対する対策をまとめてみました。

水やりは適切か？

球根から育てるダリアにとって、発芽までの水やりは基本的には必要ありません。

しかし、発芽後は土の乾燥具合を確認し、適量の水を与えることが重要です。

特に夏場は雨が少ないため、土の乾燥に注意し、水は土が乾いたことを確認してから与えましょう。

過剰な水やりは球根が痛む原因になります。

また、葉に水をかけることでハダニを予防することができますが、蕾に水がかからないよう注意が必要です。

肥料の管理は？

ガーデニング初心者がしばしば見落としがちなのが、追肥の重要性です。

元肥を施しても、その後の追肥を忘れていることがあります。

花が咲くためには多くの栄養が必要なので、肥料は植物にとってまさにエネルギー源です。

適切な追肥を行うことで、花の開花を促進させることができます。

元肥は施しましたが、その後の追肥を忘れていないでしょうか？

花を咲かせるためには植物に多くのエネルギーが必要です。

肥料は植物にとってエネルギードリンクのような役割を果たします。

追肥を行うと、たった2日後に花が咲くこともあるほど、効果は顕著です。

追肥は初夏から初花が咲く時期まで定期的に行うことが大切です。

10日に1回薄めた液体肥料を与えるか、初夏と秋口には2回、固形の油かすを使うことをお勧めします。